我が校は春に文化祭がある。この年は4月末であった。
例の歴史研究部的サークルの展示は毎年高3が手伝いに入るし、壁新聞の展示は私が企画しないといけない雰囲気であった。そのため、高3ながら全力で文化祭に参加することに。
そう決めると、今までの勉強中心の生活は揺らいで、4月の頭から例のサークルを手伝ったり、新聞のパンフレットを後輩に投げずに自作したりと、かつての生活に半分戻っていた。それでも早朝は必ず勉強していたし、夜も基本は勉強していたので、周りにおいて行かれることは無かったと思う。
文化祭3日前からは準備のため塾に行かなくなり、勉強時間は0に戻った。当日も3日間ずっと展示に居て、片づけも参加した。さらに文化祭で風邪をもらい、結局ゴールデンウィーク終了までほとんど勉強しなかった。
ゴールデンウィーク明けに校内模試が帰ってきたが、数学で知っている問題が出た上に国語が1位だったので文系3位であった。この辺りから、余裕を持って勉強できるようになる。
また駿台模試でも数学が大爆死しながら、国語と世界史で逃げ切りB判は確保した。英語は京大対策ばかりしていたせいで、和訳・英訳以外が伸びていなかった。
高3になって、学校の授業は内容も自分の受け方も変わったと思う。現代文は毎回演習と解説になったし、数学の予復習なんて中1以来初めてした。また、不要にしか思えない授業は切る人が増えた。一限の英語など定刻に9人しかいなかったこともある。 確かに、何も考えずに出席するのではなく、自分で有意義と思うコトをするのも有りだとは思う。例えば朝の都心をサイクリング、とか。誰がそんなことをしていたのかは聞いてはいけない。
高3の夏休みも特別なことはなく、ただただ持ち時間を勉強に費やすだけである。7時に起きて1時に寝ていた。やはり、一番つらいのはがり勉ではなく、部活などとの両立であろう。
夏には京大模試を2つ受けて、A判上位とB判上位だった。数学は共に爆死して偏差値40台であったが、他の科目は十分太刀打ちできると思った。
夏休みもオフを1日だけ作った。赤坂の迎賓館の内部参観に申し込んで当たったのである。詳細はここを参照。
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